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睡眠時無呼吸症候群
1. 概要
睡眠時無呼吸症候群とは、空気の通り道である「気道」が狭くなること(気道閉塞)で、睡眠中に呼吸が止まった状態が続く病気のことです。肥満により肺へと続く空気の通り道が狭くなると、起きやすいことが知られています。
3. 検査・診断
ポリグラフィー検査という簡易的な検査を自宅で行っていただき、睡眠中の呼吸状態、いびきの状態、血中酸素や脈拍数を測定することで診断します。1時間あたりの無呼吸の回数(AHI)に応じて治療方針が変わります。
5. まとめ
睡眠時無呼吸症候群は肥満に合併することが多く、生活習慣病の悪化にも深く関わっています。日中の眠気は、仕事中に寝てしまうほど強く出ることもあります。日常的に運転される場合は交通事故の原因にもなります。また、突然死の原因にもなることから、早めの対処が必要です。まずは医療機関に相談しましょう。当院ではCPAPによる治療だけでなく、減量するための食事療法、栄養指導、生活療法に力を入れています。医師、看護師、管理栄養士がチームでサポートいたします。
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