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肥満症

白衣を着たワニ

1. 概要

肥満の画像

肥満+病気=肥満症

​肥満症とはBMI 25以上で、肥満と関係のある病気にかかっている状態を指します。肥満と関係のある病気には、脂質異常症高血圧症糖尿病高尿酸血症睡眠時無呼吸症候群、心筋梗塞、脳梗塞などが含まれます。肥満症は甲状腺や女性ホルモンの異常で起こることもありますが、多くは生活習慣の乱れによって起きます。

2. 肥満の悩み

 肥満にまつわる悩みや症状はたくさんあります。「鏡を見ると憂うつだ」「お気に入りの服が着られない」「膝が痛くて階段が昇れない」などなど。人によっては自己嫌悪に陥る方もおられます。また、脂肪から分泌されるホルモンの影響で生理周期が不安定になったり、肥満のせいで大切な手術が受けられないこともあります。

3. 肥満の改善が難しいワケ

​​肥満は生活習慣により引き起こされることが多いことが知られています。

健康診断で高コレステロール、高血圧、糖尿病、尿酸高値などを指摘されると、「やせた方がよい」「痩せると生活習慣病が良くなるから」と医師や保健師から言われます。しかしその「痩せ方」が分からず、途方に暮れる方も多くいらっしゃいます。
 

「気を付けているのだけど」「ご飯は減らしている」「おやつは減らしているのだけれど」など、工夫をしてみても、努力のポイントや、その程度が体重を減らすに至るまで十分ではない場合もあります。第一に生活習慣は誰に教えられるでもなく、親から教えられあるいは仕事や学業を含めた日常生活の中で形づくられることが多く、その枠内で何とかしようと考えても、決定的な変化には至らない場合が多いようです。

4. 当院での治療

  当院では日本肥満学会の推奨する方法を基本として肥満症を改善することを目標に、過去22年間にわたり肥満外来を専門的に行なってきました。そこで得られた経験を元に医師やコメディカルが、改善点を明確に示します。また、病気の基本的な知識や食事の考え方についても診察やカウンセリングの中で学んでいきます。また、肥満に併発する脂質異常症・高血圧・糖尿病などの生活習慣病についても健康保険適用の範囲で治療を行います。ただ漠然と「生活習慣を見直して」と言われても、何をして良いのか途方に暮れてしまうでしょう。当院ではスタッフが一丸となって治療の継続をサポートします。

©2011   医療法人社団北星会 

よこはま北星こころとからだのクリニック

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